ハウステンボス佐世保ロータリークラブ(道添昭仁会長、23人)は1日、新型コロナウイルス感染者への対応に当たる医療従事者を激励しようと、ハウステンボス(HTB)の一流料理人が手掛けた弁当を佐世保市内の感染症指定医療機関に無償で提供した。
現場で働く医師や看護師らの緊張緩和と栄養補給を目的に企画。4月21日から配り始め、6月まで週2回のペースで続ける予定。HTBのホテルヨーロッパにある日本料理「吉翠亭」と鉄板焼き「戎座」の松元孝喜料理長が毎回献立を考えている。
1日はクラブの会員が15人分の弁当を届けた。受け取った病院職員は「医療従事者の励みになっている」とお礼。道添会長は「医療現場は厳しい状況にある。食事の時だけでも緊迫した雰囲気が和らげばうれしい」と話した。