新入生アンケート2020分析② 大学生活編 留学希望7割

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東京大学新聞社は3月26日〜31日、東大の全新入生を対象にアンケートを実施し、773人から有効回答を得た。このアンケートは毎年入学の諸手続き時に実施している。受験や大学生活、進路への意識や社会問題への賛否などを質問し、傾向を分析した。(本文中の割合は小数第1位を四捨五入)?

(構成・杉田英輝)

●大学生活

「大学生活で最も重視したいこと」では「学業」が76%で最多。「最も重視したいこと以外に重視したいこと」は「部活・サークル」(68%)や「アルバイト」(52%)が多かった。海外留学を「したい」「ややしたい」と答えた人はそれぞれ32%と39%だった。

教養教育が中心の前期課程(学部1・2年)と専門分野を学ぶ後期課程(学部3・4年)のどちらに期待するかと尋ねると「後期課程」と回答した人が24%、「前期課程」が10%に。「両方同じくらい期待している」は65%だった。

●奨学金

奨学金受給予定者は18%だった。拠出先は日本学生支援機構が新入生全体の13%と最多。同機構の学生生活調査によると、受給者は50%前後で推移しており、東大は全国平均と比べて奨学金受給者の割合が低いことが分かる。

●エリート意識

「日本の将来を担うエリートだという意識」を持っているかと聞くと「持っている」と「少しは持っている」が計60%。科類別では「持っている」と「少しは持っている」の合計が多い順に文Ⅱ(68%)、文Ⅰ(65%)、理Ⅰ(60%)、理Ⅲ(57%)、理Ⅱ(55%)、文Ⅲ(52%)となった。

●SNSの利用について

1日に最低1回は開くSNSはどれかと尋ねるとLINEが94%と最多で、Twitter(71%)、Instagram(41%)と続く。上位三つがFacebook(4%)など他のSNSを大きく引き離した。