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4日放送のフジテレビ系『とくダネ！』で、緊急事態宣言が発令されている中、多摩川の河川敷で約50人の人々がバーベキューを楽しむ様子が報じられました。これを受けて、ネット上では「こんなバカな奴等がいるから減らないんだよ！！」「あまりにも無責任すぎる」といった怒りの声が殺到しています。
主催者の男性は番組のインタビューに対し、開催の理由について『ガス抜きですね。コロナで亡くなってる人はよく報道されるけど、“コロナ鬱”っていうか、リストラ、倒産、破産で僕の友達は1か月で12名亡くなってるんです』と説明します。
多くの人が集まったことについては『こっちが強制的に“来てくれ”じゃなくて、タイムラインに書いたら勝手に集まった』とし、中には初対面の人もいたといいます。
普段からマスクをせずに満員電車で通勤しているという男性は、感染の心配についても『実感がないと言えば正直、実感ないのかもしれないですよね』と語り、『なるんだったら、俺がなった方がいいかなぐらいですよね、正直』としていました。
とはいえ、感染予防のための検温と消毒は実施し、バーベキュー開催の正否については警察などにも確認したといいます。そして『これが自粛じゃなくて、ぱくられるとかいう話であれば出来ないですよ。警察には「自粛ってどういう意味ですか」って言ったんですよ。それで納得させたんです。何かあれば保健所が入るでしょうし、その時に逃げるつもりも隠れるつもりもないし。リスクはあると思ってますよ、正直』と主張していました。
こうした報道に、視聴者からは「こんなバカな奴等がいるから減らないんだよ！！」といった声をはじめ、
「今になってもこういう考え方の人まだいるの…あまりにも無責任すぎる」
「こんな奴らみたいなのが症状出たら必死に病院いくんやろな。助けてくださいとか言うて。ストレス溜まるのはわかるけど、自分勝手な行動が今はあかんことわかってやってるだけにタチ悪い」
「自分だけが苦しくて、辛いなら勝手にやればいい。“他人”に迷惑かかるんだよ。自分がかかりたいなら発症しても病院にくるなよ。こういう奴が1番騒ぐんだよな、感染したら」
「主催する奴もアホだけど、それに参加したやつらはさらにアホでしょ？ 普通の人なら参加しない」
「コロナ鬱か。便利な言葉ですね。自分勝手な行動を正当化してるのが腹立ちます。こんな想像力も罪悪感も責任感もない人間に何言っても通じないでしょうけどね」
といった怒りの声が殺到しています。
映像ではかなり人数で密集する様子が見受けられ、中には子供の姿もありました。開催者の男性は「コロナ鬱」で多くの友人を亡くしたと語っていましたが、それが真実であるならばなおさら、感染が広がる恐れのある行動は慎むべきだったのではないでしょうか。（文◎絹田たぬき）
