コロナ騒動で“思想”浮き彫り…政府非難の芸能人と擁護する芸能人

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世界各地で猛威を振るっている新型コロナウイルス。各国がそれぞれ独自の対応を取っており、日本でもさまざまな政策が講じられている。しかし、その対応方法を巡っては議論が勃発。普段は政治に口を出さない有名人たちが続々と声を上げており、これによって図らずとも〝思想信条〟が判明してしまったようだ。

「日本の芸能界では、基本的に政治に関する口出しはタブーとされる傾向が強いです。まれにワイドショー番組などでお笑い芸人などが口を挟んでいますが、その際も〝どっち寄り〟なのかは明確にしていません。しかし今回のような非常時では、自身の立場をはっきりと公言するような芸能人が相次いでいます」(芸能記者)

自らの思想を口に出す芸能人たち

俳優の八嶋智人は、3月2日に《さすがにそろそろ、あべさんが、だいぶおかしいと、いろんな降り幅の人が思わないのかなぁと、本気で思いますが、どうなのでしょう?》とツイート。ハッキリと安倍晋三首相を批判した。自身が主戦とする劇場が自粛に追い込まれた腹いせだったかもしれないが、ここまで芸能人が言い切ることは珍しいだろう。

女優の小泉今日子は、4月23日にツイッターで、政府が配布した〝アベノマスク〟にカビや虫の混入などが確認されたという記事を引用し、《人間だから間違えや失敗は誰にでもあるだろう。一生懸命やった結果だったら人はいつか許してくれるかもしれない。でも汚らしいウソやズルは絶対に許されない》《カビだらけのマスクはその汚らしさを具現化したように見えて仕方がない》と、痛烈に政府を批判している。

その一方で、政権を擁護している芸能人もいる。中でも意外なのは、ギャルタレントのゆきぽよ。世間で大きな非難を浴びた安倍首相が星野源の動画とコラボしたことについて、4月19日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、「すごく悪く言われてますけど、安倍さんなりに国民に寄り添おうとしたんだなって思って、かわいいなってほっこりしたんです」「だから何でもかんでも安倍さんを批判するのはちょっとかわいそう」などとかばったのだ。さらに同番組では『バイきんぐ』小峠英二も「僕もいいとは思う」と理解を示していた。

また、ユーチューバーのHIKAKINは、世間で大非難を浴びている〝アベノマスク〟のレビュー動画を投稿し、その中で好意的な反応を見せている。さらに、小池百合子東京都知事と対談したり、都が制作したCMに出演したりするなどしたため、一部のネット民からは〝政府側〟の立場だと揶揄されている。

国が一丸となっていかなければならないこの時期に、分裂を起こしていても仕方ないように思えるのだが…。