ユーロ圏GDP予測、7.7%減

2020年、過去最大の下落率

©一般社団法人共同通信社

欧州連合(EU)本部の欧州委員会ビル=ベルギー・ブリュッセル

 【ロンドン共同】欧州連合(EU)欧州委員会が6日に発表した春季経済見通しは、2020年のユーロ圏19カ国の実質域内総生産(GDP)が前年比7.7%減になると予測した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞で、深刻な打撃を受ける。予測通りなら、比較可能な1996年以降で最大の下落率となる。

 ジェンティローニ欧州委員は声明で「欧州は(29年に始まった)大恐慌以来、前例のない経済ショックを経験している」と指摘した。

 20年のユーロ圏失業率も9.6%となり、前年から2.1ポイントの悪化を見込む。新型コロナの終息後、雇用対策などが不可欠となる。