修学旅行の季節なのに…観光バス出番なく、車庫で「巣ごもり」

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車庫いっぱいにずらりと並ぶ観光バス(2日、京都市南区・ヤサカ観光バス)=小型無人機から

 新型コロナウイルスの影響を受け、京都市内の名所を巡回し、修学旅行で需要が高い観光バスが、車庫で大量に眠っている。ヤサカ観光バス(京都市南区)では全車両を運休しており、初夏の観光シーズンに車庫を埋め尽くすのは異例だという。

 同社では4月上旬から、所有する73台すべての運行を停止した。例年は4~7月にかけて全国各地の800校ほどが修学旅行で利用するが、今年は夏以降に計画を変更しているという。
 同社の運転手やバスガイドは4月21日からほぼ全員が休業する。野坂高弘運輸部長(64)は「29年間働いてきて、いまだかつてない状況。早く収束してほしい」と寂しそうにバスを見つめた。