「背番号3」なのにバリバリのMFだった6人

DFが背負うことが多い背番号3を着けたMFたちを振り返ってみる。

シャビ・アロンソ

14番のイメージが強いが、バイエルン加入1年目の2014-15シーズンは3番を着用。

クラウディオ・ピサーロが退団した翌シーズンからは14番を着けている(ピサーロも4にちなんだ番号を好んだ選手)。

アテム・ベナルファ

チュニジアにツールを持つ天才ドリブラー。ただ、性格面に難あり。

半年間の無職期間を経て、この冬に加入したバジャドリーでは3番に。

8、12、15番も選べたはずだったが、「(3番が)このユニフォームにはかっこいいと思ったから」というのが理由だそう。

リーガでは、MFヘドウィヘス・マドゥロ(バレンシア)、MFゴンサロ・デ・ロス・サントス(アトレティコ)、FWべべ(ラージョ)らも背番号3を着けたことがある。

アレッシオ・タッキナルディ

中田ヒデがユヴェントス戦で決めた伝説ゴールシーンで餌食にされたイケメンMF。

ただ、パスセンスに優れ、強烈なミドルシュートでゴールも決める実力派だった。

ユーヴェでは2002~2005年まで3番を着用。大好きなNBAのスーパースター、アレン・アイバーソンが背番号3だったというのが理由だそう。

ファビーニョ

右サイドバックからボランチにコンバートされてブレイクしたブラジル代表。

モナコでは2番だったが、リヴァプールでは3番を着けている。

フェリペ・メロ

強靭な肉体を駆使したパワフルな守備と、シンプルな展開でセリエAでも屈指のMFと評価された狂犬。

ユース時代はFWで、攻撃的MF、サイドハーフ、ボランチへとボジションを下げていった選手でもある。

ガラタサライでは10番を背負っていたが、スナイデルに快くそれを譲った後に3番に変更。

宗教的な意味合いに触れつつ、ガラタサライのレジェンドであるビュレント・コルクマズが着けた大事な番号であるとも口にしていた。

ルチョ・ゴンサレス

アルゼンチン代表でも活躍した“エル・コマンダンテ(司令官)”。ずば抜けたものがないため地味ではあるが、総合力の高い実力派MFだ。

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ポルトに復帰してから3番を着けることが多く、アトレチコ・パラナエンセでプレーする現在もこの番号を背負っている。首にも3のタトゥーを彫るほどの筋金入りだ。

ルチョ・ゴンサレス

「8番を着けていたマルセイユを退団した際に3番に変えた。

自分はずっと8番を着けていたけれど、当時のポルトではすでに空いていなくてね。

この番号を与えられたけれど、最初は好きじゃなかった。でも、多くを意味する番号だと言われて、これにし続けたのさ。

チームは2位か3位だったけれど、最終的には優勝したんだ。それが印になった。

当時の自分には3人の子供がいて、それも一致していた。

今ではこの番号が気に入っているよ。普通はDFが着けるものだけどね」

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