長崎県対馬病院にマスク1000枚 対馬法人会

県対馬病院の八坂院長(左)にサージカルマスク千枚を贈る対馬法人会の早田会長=同病院

 長崎県対馬市の地元企業でつくる対馬法人会(早田豊会長)は4月30日、新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、医療用サージカルマスク千枚を島内で唯一の感染症指定医療機関となっている同市美津島町の県対馬病院(八坂貴宏院長)に贈った。
 同会は会員企業の流通ルートを通じ、会費でサージカルマスクを購入したという。同病院で、早田会長は「医療従事者の感染防止に使ってほしい」とマスクを八坂院長に手渡した。八坂院長は「ぎりぎりのところで手を尽くして探していたのでありがたい」と述べた。
 同病院で備蓄している医療用マスクは5月1日時点で計約2万4400枚、医療用ガウンは約3500着。

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