気象庁は7日(木)、向こう1か月(5/9~6/8)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、全国的に気温が高く、沖縄・奄美は2週目(5/16~5/22)にかけてかなり高くなる所がある見込み。
1週目(5/9~5/15)
全国的に、高温傾向が見込まれる。東日本の太平洋側は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。なお、平年の梅雨入りは、沖縄が5月9日頃、奄美が5月11日頃となっている。
2週目(5/16~5/22)
北日本の気温は平年並みの予想だが、東・西日本、沖縄・奄美は高温傾向。東日本の太平洋側と西日本は、湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。沖縄・奄美は1週目と同様に、平年と同様に曇りや雨の日が多い予想だ。 なお、沖縄は15日(金)頃からの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高い可能性がある。このため、沖縄気象台は「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理や熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。
3~4週目(5/23~6/5)
日本の南で高気圧が強く、暖かい空気が流れ込みやすく、全国的に高温傾向が見込まれる。東日本の日本海側と西日本は、平年と同様に晴れの日が多く、沖縄・奄美は平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。