コロナ終息願い「千度大祓」

鶴岡の羽黒山蜂子神社で神事

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山伏が護摩木を炎の中に投げ入れ、関係者が新型コロナウイルス感染症の早期終息を願った=鶴岡市・羽黒山蜂子神社境内

 出羽三山の開祖・蜂子皇子(はちこのおうじ)を祭る鶴岡市の羽黒山蜂子(はちこ)神社で7日、新型コロナウイルス感染症の早期終息を願う神事が行われ、神職と山伏計約20人が祈りをささげた。

 蜂子皇子は、庄内地方で流行した疫病を退散させたとの故事が残るなど、かつて人々の疾患や苦悩を除く「能除仙(のうじょせん)」などと呼ばれていた。世相を踏まえ今回、同神社社殿内で神職が祝詞を唱える「千度大祓(せんどおおはらい)」、境内では山伏らによる「護摩祈●(ごまきとう)」を行った。山伏は掛け声の後、護摩壇で燃えさかる炎の中に5千本を超える護摩木を入れ、事前に申し込んだ県内外5千人以上の氏子の名前や住所を読み上げた。

 同神社禰宜(ねぎ)の吉住登志喜(よしずみとしき)さん(60)は「感染拡大で経済活動のみならず人々の心も疲弊している。一日も早く日常に戻れるようにと願いを込めた」と話した。

●=示ヘンに寿の旧字体

新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い、護摩木をたき上げる山伏=鶴岡市・羽黒山蜂子神社境内
神職と山伏が新型コロナウイルス感染症の早期終息を願った=鶴岡市・羽黒山蜂子神社境内