公共施設の再開広がる 長崎県内市町、図書館や公民館

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言延長に伴い政府方針が改定されたのを受け、長崎県内の市町で図書館や公民館、体育施設など公共施設を再開する動きが広がっている。
 7日から利用を再開したのは壱岐市と東彼波佐見、北松佐々、新上五島の3町。壱岐市は市立一支国博物館や壱岐イルカパーク&リゾート、壱岐の島ホールなど観光施設も再開した。
 11日から再開するのは長崎、諫早、島原、南島原、雲仙、西海、平戸、松浦、対馬の9市と西彼時津、東彼川棚の2町。図書館は11日が休館日の場合は12日から。
 佐世保市は18日から再開する。ただ、高齢者や市外から来訪者が多い施設はリスク回避のため除く。市立図書館は12日に再開する。
 大村市は出張所や生涯学習施設、レジャー施設などのうち、中高生が部活で利用するスポーツ施設は18日から利用を再開する。その他の施設は原則25日から。
 五島市、北松小値賀町は原則24日まで休業を延長する。東彼東彼杵町は同宣言期間中は利用を休止する。西彼長与町は8日の対策本部会議で検討するという。

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