コロナ不況で強盗事件発生! 売れてない歌舞伎町のホストが凶悪化!? 人通りの少ない道にはご注意を…!

人通りが少ない道は要注意。

東京・新宿区で女性を狙った路上強盗で歌舞伎町のホストの男2人が逮捕されました。

容疑は、今年3月に新宿区大久保の駐車場で通りかかった当時22歳の女性を背後から倒してケガをさせ、現金およそ6万円などが入ったリュックサックを強奪したとのこと(※警視庁発表)。付近には3月から4月にかけて女性ばかりを狙った類似の強盗事件が他にも4件あるそうです。

2人はホストクラブの同僚。コロナ不況はホスト業界にも及んでいるのでしょうか。

「コロナによる営業自粛で、約9割のホストクラブが休業しています。ホストの報酬は歩合給が基本なので、ホストに対してお店が休業補償として給料相当分を払っているようなところはほとんどありません。二カ月以上、無収入になって犯罪に走るホストが現れることは危惧していましたが、残念です」

と歌舞伎町のホストクラブOBは語ります。

では、貯金等は?

「ホストでまとまった貯金があるのは、ごく一部の幹部クラスだけでしょう。財布に2000円くらいしか入っていないホストはたくさんいます。目先のホストクラブでの売上から、直近の生活費を得ているような自転車操業的な生き方をしているホストが大半です。お金がなくなったら強盗に走るというのも短絡的で情け無いですが、休業補償をホストにもしてあげたら、防げたかもしれません」(元ホストクラブ幹部)

一方で、女性だけを狙ったのもホストならではの嗅覚との意見があります。

「ホストクラブは初回千円、三千円等で飲みにきた女の子を客として太く育てるのが勝負です。当然、初対面の女の子の所持金を見抜く野生の勘は培われます。また、女の子を脅したり、暴力をふるったりする『オラオラ系営業』で感覚が麻痺している輩も少なくありません。ホストクラブにハマる女の子には、許してもらえるかもしれませんが、路上で他人に対してやれば直ぐに警察沙汰。それすら判断できないほど、パニックになっているのでしょう」(ホストクラブ関係者)

早くコロナ禍が収まって、これ以上、悲劇が増えないことを祈ります。(文・青空のぞみ)

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