【新型コロナ】横浜で2人死亡 新たな感染は2人

横浜市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜市は8日、感染が判明している90代女性と60代男性が死亡した、と発表した。また新たに男女2人の感染が確認され、うち1人が感染経路不明という。

 市によると、90代女性は入所者らに感染が判明しているケアハウスの入所者。60代男性は院内感染が発生した聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(旭区)に入院し、糖尿病を患っていた。これで市内での死者は計26人になった。

 一方、感染が確認された2人は、市内の医療機関に准看護師として働く20代女性と、70代の無職男性。女性の職場では看護師ら2人の感染が判明しているが、女性との接触はほとんどないという。男性は、4月中旬から5月初旬まで聖マリアンナ医科大横浜市西部病院に入院していた。これで同病院での感染確認者は患者33人、職員21人の計54人となった。

 市が同日までに公表した、患者住所地の区別発生状況は以下の通り。

 ▽鶴見区=33人▽神奈川区=17人▽西区=11人▽中区=14人▽南区=15人▽港南区=18人▽保土ケ谷区=20人▽旭区=45人▽磯子区=16人▽金沢区=19人▽港北区=35人▽緑区=12人▽青葉区=37人▽都筑区=14人▽戸塚区=22人▽栄区=4人▽泉区=23人▽瀬谷区=38人▽市外=34人。

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