リヴァプール、80年代を駆け抜けた「赤いユニフォーム」まとめ

南野拓実が在籍するリヴァプール。赤いユニフォームはクラブの伝統だが、そこに今では当たり前となった胸スポンサーが付いたのは1979-80シーズンからだった。

ここでは、サッカー界にスポンサー付きユニフォームが定着した1980年代の「赤いホームキット」をご紹介しよう。

1979-82

リヴァプール 1979-82 Umbro ホーム

胸に初めてスポンサーロゴを付けたユニフォームで、スポンサー企業は日本の「HITACHI(日立製作所)」。キット自体は1976年からの継続使用だった。

1982-85

リヴァプール 1982-85 Umbro ホーム

スポンサーがイングランドの「Crown Paints」に変更となったユニフォーム。3シーズンに渡り使われたが、その間にリーグ連覇(82-83、83-84)を達成した。そして83-84シーズンはUEFAチャンピオンズカップも優勝。クラブの歴史に輝く一着となった。

1985-87

リヴァプール 1985-87 adidas ホーム

キットサプライヤーがadidasに変わった最初のユニフォーム。肩のスリーストライプスは短めで、シャツ全体の透かし模様が特徴的。デザインが印象深い一着だった。

1987-88

リヴァプール 1987-88 adidas ホーム

キット自体は88-89シーズンも使われたが、胸のスポンサーが異なる。82年からパートナーを務めてきた「Crown Paints」はこのシーズンが最後となり、翌88-89シーズンからは新たなスポンサーが登場することに。

1988-89

リヴァプール 1987-88 adidas ホーム

87-88シーズンから継続使用となったユニフォーム。だが、胸のスポンサーは「Candy(家電メーカー)」へ変更となる。そして盾形のエンブレムが登場したのは、この87-89モデルからだった。

1989-91

リヴァプール 1989-91 adidas ホーム

80年代の最後に登場した(そして90年代最初の)ホームキットは、その斬新で独特なデザインが話題に。ユニフォームマニアには根強い人気がある一着だ。

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