10万円給付、竹富町で始まる 沖縄で最も早く 連休返上で作業

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 沖縄県竹富町(西大舛高旬町長)は8日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府の緊急経済対策で国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」の給付を本格的に始めた。町によると、県内41市町村で最も早い。7日までに全体の53.8%に当たる1350世帯の申請があり、このうち確認作業を経た671世帯1422人分の給付金を指定の銀行口座などへ振り込んだ。

 町は迅速な給付に向けて4月後半に専用の特設班を設置。同月28日に現住所の基準日が確定したその日のうちに申請書類の発送を始めた。5月に入ると、返信用封筒による町民の申請書が続々と届き、10人体制の同班の職員が書類に不備がないか大型連休を返上して確認作業に当たった。

 7日に4世帯5人に給付し、8日から本格的にスタート。会社員の女性(35)=西表島=は「新型コロナの影響で収入が減り、不安は募る一方だったので10万円はありがたい」と話した。

 町福祉支援課の新さとみ課長は「町民の申請が早く、その分手続きもスムーズにできて助かっている。1日も早い給付に努めたい」と語った。