長与町が飲食店などに20万円を給付 減収率の要件は設けず

 長崎県西彼長与町は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける町内の飲食店などに「事業継続支援金」として1店舗につき一律20万円を給付する。申請は11日から6月30日まで。
 7日、関連経費を盛り込んだ本年度一般会計補正予算約6000万円を専決処分した。飲食店のほか食品を扱う店舗も対象に含まれる。「今後も町内で営業を継続する意思がある」などの条件があるが、減収率の要件は設けていない。申請は郵送で受け付け、早ければ15日から給付が行われる。
 国が1人当たり10万円を支給する特別定額給付金について、同町はマイナンバーカード所持者が利用できるオンライン申請を1日から受け付けており、その場合は13日に給付開始。郵送申請の場合、町民向け申請書を21日発送予定で、早ければ29日から給付の予定。

 


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