農業委員会だより

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■「令和元年度江府町農業施策等に関する意見書」に対する回答書について(その2)
江府町長に提出しました「意見書」に対しての回答書について、前号に引き続き報告いたします。なお、文量が多いため、続きに関しましては、次号でさらに報告いたします。

3.集落営農の推進について
■新規就農者(地域外からの参入との共存について)
高齢化、担い手不足が進む地域においては、地域外からの参入を受け入れることで担い手の確保に繋がることが考えられます。町内におきましても近隣集落や場所によっては町外からの参入といったケースがありますが、事前の協議が十分でないと水路・農道等の施設管理や農地管理において問題が発生する可能性があります。このため、地域外の経営体が参入する際には、地域との話し合いの場を設け、必要となる取り決め事項の明確化と確認が大切であると考えます。

4.奥大山農業公社の在り方について
■運営並びに人的支援の継続について
農業者の高齢化が進む中で、農業公社に対するニーズは多岐にわたり、その重要度も増していくものと考えられます。町としても農業公社の安定的な運営が農家支援に必要不可欠であると認識しており、引き続き支援を行ってまいりたいと思います。

■農作業受託事業について
農作業受託の効率化は、農業公社においても当然の企業努力として取り組んでいます。移動距離を短縮することが作業の進捗率向上にもなりますし、コスト削減にも直結するものと認識しています。しかしながら収穫時期の天候不良などにより、事前の作業計画が大きく崩れたり、天候回復後もほ場の状態により順番通りに作業に入れないといったことがあることも承知いただければと思います。今回ご指摘いただきましたケースは、営農組織が直接請負われた作業と、農業公社の受託作業が同一団地内で同時に行われたことによるものではないかと推察します。これを解消するためには、農業公社が一括して作業申込を受付け、営農組織と連携の中で作業配分を行うことが必要となりますが、作業料金の調整並びに手数料の問題があります。また、「毎年同じ人に作業をお願いしたい」という発注者側の御意向があるケースも考えられます。このため直ちに改善策を実施というわけにはなりませんが、営農組織との連携については継続的に取り組んでいきたいと思います。

■農業公社に求められる役割について
農業者の高齢化が進む状況では、近い将来、受託作業の減少に反比例して遊休農地の増大が加速することが懸念されます。現在の奥大山農業公社はこうした状況も予測し、対応するために設立したものですが、農業公社を維持していくことで手一杯となり、現状では十分な成果をあげることができていません。農業公社の求められる役割を考える前に、5年後、10年後に目指すべき江府町農業の将来像を考え、その目標達成のために必要とされる役割分担の中で、農業公社に求められる役割を考えていかなければならないのと同時に、その実現に必要となる体制整備や支援を行っていきたいと思います。

■5月の農地相談会
お気軽にご相談ください。
◎相談日 令和2年5月21日(木)午後1時30分から午後3時30分
◎場所 江府町山村開発センター

■農業委員会総会のご報告〈令和2年4月8日(水)開催〉
審議案件すべて承認されました

・農地法第3条の規定による許可申請について 1件
・農用地利用集積計画(案)について 31件
・農用地利用配分計画(案)について 7件