集団感染の長崎停泊クルーズ船 陰性乗組員2人が帰国

コスタ・アトランチカ

 長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼工場に停泊中のクルーズ船コスタ・アトランチカで新型コロナウイルスの集団感染が発生した問題で、県は10日、感染していない陰性の外国籍乗組員2人が帰国の途に就いたと発表した。国籍は明らかにしていない。
 県によると、10日までに陰性の224人が帰国。船内には陽性、陰性合わせて394人が滞在。市内の指定医療機関に陽性の6人が入院している。11日は1人が帰国する予定。

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