アビアンカホールディングス、経営破綻 チャプター11の適用申請

アビアンカ航空を傘下に持つ、アビアンカホールディングスは5月10日、アメリカ連邦破産法第11条(チャプター11)の適用申し立てを行い、破産した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴うもの。運航は継続する計画で、コロンビア国内市場の50%、南米や北米、ヨーロッパ市場へは必要不可欠なフライトを運航し、主に貨物輸送を継続する。資金調達について、コロンビア政府や他の主要市場の政府と協議を続けるとしている。

アビアンカ航空は、コロンビアとエルサルバドルで最大の航空会社で、1919年に創業した。ラテンアメリカでは2位の規模を誇り、スターアライアンスに加盟している。従業員数は21,000人以上で、そのうち14,000人以上をコロンビアで雇用している。

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