あんかけスパとフュージョン!広島グルメ「お好み焼き」も名古屋めし化

【日本!ご当地グルメ名古屋めし化計画】

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皆さんこんにちは、こんばんわ。作家兼名古屋めし料理家のSwind(スインド)です。

日本!ご当地グルメ名古屋めし化計画、第4回は中国四国ブロックから。

前回の記事はこちら↓

ご当地グルメが豊富なこのエリアから何を選ぼうかあれこれ考えた結果、ストレートど真ん中に投げ込むことにしました。

広島のお好み焼き( LEENDE@/写真AC)

今回は「広島のお好み焼き」の名古屋めし化にチャレンジです。

ちなみに、広島風とか広島流って言うと広島県の方が激怒すると聞いたことがあります。

少なくとも「広島焼き」と言ってはいけないとか。

編集長 すごくこだわりが強そうですが、大丈夫ですか?すでにここまでに「広島のお好み焼き」「広島グルメ」などと連発しちゃってますが。

うん、まぁ、たぶん大丈夫でしょう。たぶん、おそらく。

広島のお好み焼きはいわゆる「のせ焼き(重ね焼き)」スタイル。関西風といわれる「混ぜ焼き」スタイルがふんわりとした焼き上がりを楽しむ料理とすれば、広島のお好み焼きはギュッと詰まったボリューム感が魅力ですね。鉄板の上で焦げるソースの香りがたまりません。

ちなみに諸説あるようですが、この2つのスタイルの発祥はどちらも東京という説もあるとか。

編集長 ほんとですか!?意外ですね。

それでは「広島のお好み焼き」の名古屋めし化、やっていきましょう!

新定番!?ボリューム満点のあんかけお好み焼き。

まずは材料から。

にゃちこ (ひょっこり顔を出して)あんかけソースとスパゲッティ、え?まさか?

*にゃちこ はSwindの奥さん。茨城県出身の食べる担当。

そのまさかなんだな。今回作るのは「あんかけミラカンお好み焼き」。名古屋が誇るあんかけスパゲッティと広島のお好み焼きをフュージョンしちゃいます。

さて、最初にやるのは生地作り。ボウルに入れた小麦粉に倍量の水を加えて混ぜていきます。ダマにならないよう、お水は4~5回に分けて加えてください。生地はさらさらーっと流れる程度に仕上げます。

生地の小麦粉と水分を馴染ませるために少し置いておく必要がありますので、一番最初に生地を作っておくと良いでしょう。お好みで山芋のすりおろしを入れてももちろんOKです。

お次はスパゲッティ。こちらはパッケージの指示通り茹でてから水で締めておきます。茹でるのが手間なら冷凍品やチルド品を使っても構いません。

スパゲッティを茹でている間に他の食材も準備しましょう。キャベツは粗めの千切り、玉ねぎもやや厚めにスライス。ピーマンもやや太めに斜め切りしておきます。赤ウインナーも食べやすい幅にスライスです。

ここまで準備出来たらいよいよ焼き上げです。今回はフライパン2枚を駆使して焼いてみました。もちろん、ホットプレートで焼いてもOKです。

まず、油を引いて温めたフライパンに生地を入れ、薄くのばします。お玉1杯ちょっと、100~120ミリリットルぐらいが目安ですね。火は中火が目安です。

その上にキャベツ、玉ねぎ、ピーマン、赤ウインナー、天かす、小エビ、カツオ粉の順にのせていき、しばらくそのまま焼いていきます。

そしてそろそろ下の生地が良い感じに焼けたかな?というところで、上から生地をおたま半分、50~60ミリリットル程度かけまわしてひっくり返します。

フライパン2枚体制なら空いたフライパンを上からかぶせてひっくり返してしまいましょう。

ひっくり返したらフライパンに蓋をして、蒸らし焼き。そして、空いたフライパンでスパゲッティを炒めていきます。ケチャップとソースを少量垂らして味付けですね。

味付けしたスパゲッティの上に先ほど蒸らし焼きしておいたお好み焼きをスライドします。ここではお好み焼きをひっくり返しません。

ここからはスピード勝負。空いたフライパンに玉子を割り入れたら黄身を潰して薄くのばし、スパゲッティが下の状態でお好み焼きを載せます。

編集長 ひっくり返すのは最初の1回だけなんですね。

そういうことですね。あとは全体が馴染むように上から押さえて、あんかけソースをかけて完成です。 あんかけソースは電子レンジなどで温めておくといいですね。

仕上げに黒胡椒をかけたらボリュームたっぷりの「あんかけミラカンお好み焼き」の完成です。

にゃちこ 見てるだけでお腹いっぱいになりそう……。

確かにボリューム凄いけど、広島で食べたお好み焼きってこれぐらいボリュームあった気がするからたぶん合ってる……はず。

ということで、早速実食まいりましょう!

この迫力、たまんないですね……!

お味はというと……、おっとこれは面白い!!

広島のお好み焼きだと、とろみの付いた甘めのソースを使うことが多いんですが、名古屋のスパイシーなあんかけソースでもめちゃくちゃ合いますね。野菜の風味が引き立っています。玉ねぎやピーマン、赤ウインナーは正にミラカン気分です。

それと、パスタが焼けて所々香ばしくなっているのが良いですね。鉄板スパの雰囲気もプラスされています。いや、これはいい。これからの定番にしたいぐらい。

編集長 なるほどー。でも、さすがにマヨネーズは合いそうにないですね。

あー、それはさすがに無理そうです。ただ、マヨネーズの代わりにチーズをたっぷり振るのはアリですね。

ピザとも違った、本当の意味での「洋風お好み焼き」という趣が感じられる一皿になりました。

にゃちこ 洋風? いやいや、名古屋めし風でしょ?

まぁ、そうだけど(笑)

さて、次回は東海北陸ブロックからとある麺料理の名古屋めし化を予定しています。

何が飛び出るか、楽しみにお待ちください!

そして作ってみたレポート&感想はTwitterにて募集中。ハッシュタグ「 #名古屋めし化計画 」をつけての投稿、よろしくお願いします!

■あんかけミラカンお好み焼き

・おいしさ:★★★★

・お手軽さ:★★☆

・名古屋っぽさ:★★★

・お好み焼き屋の店主に全力でプレスされる度★★★★★★★★★★

<材料>(2枚分/4人前相当)

・小麦粉 150グラム程度

・水 300ミリリットル程度

・スパゲッティ 乾麺150グラム相当(冷凍品、チルド品でもOK)

・ケチャップ 小さじ1~2程度

・こいくちソース 小さじ1~2程度

・キャベツ 4分の1玉程度

・玉ねぎ  中サイズ1個

・ピーマン 中サイズ2個

・赤ウインナー 8本程度

・天かす、小エビ、かつお粉 お好みで

・玉子 2個

・サラダ油 小さじ2程度

・あんかけソース(レトルト) 2食分

・粗挽き黒こしょう 適量

<作り方>

1.小麦粉をボウルに入れ、水を4~5回に分けて注ぎながらよく混ぜる

2.スパゲッティをパッケージにしたがって茹で、水洗いして締める。

3.あんかけソースを電子レンジなどで温めておく。

4.キャベツ、玉ねぎ、ピーマンをやや太めの千切りにする。

5.赤ウインナーは適当な厚みにスライスする。

6.サラダ油鉄板(もしくはフライパン)を中火で温め、生地を全体量の3分の1(半カップ程度)流し入れて薄くのばす。

7.生地の上にキャベツ、玉ねぎ、ピーマン、赤ウインナー、天かす、小エビ、かつお粉の順に載せる。

8.下の皮がある程度焼けたら、上から生地を全体量の6分の1(4分の1カップ程度)程度かけて、ひっくり返して蒸らし焼きする。

9.蒸らし焼きをしていいる間に茹でておいたスパゲッティを炒め、その上に8を載せる。(皮の面が上)

10.鉄板の空いている部分に玉子を割って薄く伸ばし、その上に9を載せて上から押さえる。(皮の面が上、スパゲッティが下)

11.好みの加減に焼いてからあんかけソースをかけ、仕上げに黒胡椒をかけて完成。

【筆者プロフィール】

Swind(スインド)

作家兼名古屋めし専門料理研究家。名古屋と名古屋めしを題材とした小説、漫画原作、コラム、レシピ等の執筆活動を行っている。これまでに考案した名古屋めしのレシピは100本以上。最近ではyoutubeにも活動の幅を広げている。

Twitter: https://twitter.com/swind_prv/

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