ウイリアムズF1、マクラーレンの元COO ロバーツをマネージングディレクターに指名

 ウイリアムズ・レーシングは、5月11日、新たに設定されたマネージングディレクターF1のポジションに、マクラーレンでCOOを務めたサイモン・ロバーツを任命したことを発表した。

 ロバーツは2003年にマクラーレンに加入、オペレーションズディレクターおよびゼネラルマネージャーのポジションに就いた。2009年にフォース・インディアのCOOを務めた後、2010年にマクラーレンに復帰、オペレーションズディレクターとして、エグゼクティブチームのメンバーとなった。2017年にはCOOに任命され、エンジニアリング面およびファクトリー運営の責任を担った。

 ロバーツは6月1日付けでウイリアムズに加入、CEOマイク・オドリスコルの直属として、F1の技術、運営、プランニング面の責任者を務めるということだ。

 2018年と2019年、2年連続でF1コンストラクターズ選手権最下位に終わったウイリアムズは、チームを立て直し、復活を図ろうとしている。

ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

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