話題のドラマで音楽界の“偉人”を演じる三浦翔平

昨年発売されベストセラーとなった、歌手の浜崎あゆみの自伝的小説をドラマ化したテレビ朝日系「M 愛すべき人がいて」が話題になっている。

ドラマでは、浜崎がモデルとなっている歌姫・アユ役を歌手・安斉かれんが、エイベックス・松浦勝人会長がモデルのプロデューサー・マサ役を俳優・三浦翔平がW主演で務めている。

そして、放送のたびにネット上で話題になるのが、原作にはないマサの秘書・姫野礼香役を演じるフリーの田中みな実アナの怪演ぶり。

決して右目の眼帯を外さない謎めいた美女で、既婚者のマサに長年思いを寄せて離婚するのを待ち望んでいる設定。ストーカー並みの執着心で愛するあまりマサがアユに肩入れするのが許せず、激しく嫉妬するとともに、姑息な手段でアユに嫌がらせをする。

「田中の演技が毎回エスカレートしているが、その秘話を三浦はパーソナリティーをつとめるラジオ番組で明かした。それによると、田中アナが役作りに悩んでいたので、三浦が『行くとこまで行っちゃっていいと思いますよ』とアドバイス。すると田中アナが吹っ切れたようだ」(芸能記者)

三浦は07年、「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」を受賞し芸能界入り。

2011年、映画「THE LAST MESSAGE 海猿」で「第34回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞した。18年にAbemaTVで放送された主演ドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」では元ギャル男のIT社長を演じ話題に。同年、女優の桐谷美玲と結婚したことも話題になった。

三浦が演じるマサのモデルの松浦会長は一代でエイベックスを築いた音楽界の“偉人”。今後、クライマックスに向かってどう演じるかが注目される。

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