【インタビュー】V手倉森監督「県民、自治体に感謝」、秋野主将「今できることに全力」

チーム練習後、ウェブを通じてマスコミ各社の質問に答えたV長崎の手倉森監督(右)と秋野主将

 V長崎の選手らが練習後、ウェブを通じてマスコミの取材に応じた。手倉森監督と秋野主将の一問一答は次の通り。

 -約1カ月ぶりに選手、スタッフが集まった。
 手倉森 まずは一国民として最大限に身を守ってくれ、アスリートのコンディショニングは二の次だと伝えていた。責任を果たしてくれた選手に敬意を表したい。
 秋野 休止中はチームから出ていた課題をやりつつ、この期間でも少しでも成長できるように、自分の課題を克服できるように取り組んでいた。5週間ぶりにみんなと笑顔で会えてすごくうれしい。サッカーができることに改めて感謝している。

 -公式戦再開の見通しが立たない中、どうリーグ戦に備えていくか。
 手倉森 きょうがチームのスタートではなく、アイドリングのような期間だと思っている。全体練習ができて初めて再始動なので、まずはそこを待つ。
 秋野 今できることを100パーセントやって、目の前の練習にどれだけ本気で挑めるかが大事。いつ試合が来てもいいように100パーセントで準備するだけ。

 -ファンや長崎県民にメッセージを。
 手倉森 県内の自粛が緩和されたのは、県民や自治体の高い意識のおかげだ。われわれがこうやってトレーニングできるのも、地域が健全だからこそ。皆さんの行動に感謝しながら、皆さんの希望になれるようなサッカーをしたい。

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