学校再開初日となった11日、松浦市内の市立小中学校では特産のキンショーメロンが給食にお目見えし、子どもたちが地元の初夏の味覚を楽しんだ。
市内では毎年5月、JAながさき西海松浦メロン部会主催の「キンショーメロンまつり」が開かれ、市内外からの多くの買い物客でにぎわう。だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。地元メロン農家は打撃を受けている。
給食での提供はメロン農家への市の支援策の一環。市内でキンショーメロンを給食に出すのは初めてという。11日は小学校8校、中学校6校で提供。残りの福島養源小、福島中では12日に実施する。
今福小(加藤洋一校長、115人)では久しぶりの給食に児童も笑顔。デザートとして出されたキンショーメロンに、1年の高島結花さん(7)は「初めて食べた。甘くてとてもおいしかった」と話した。
甘くておいしい 松浦特産・キンショーメロンが給食に
- Published
- 2020/05/12 16:33 (JST)
- Updated
- 2020/05/13 00:20 (JST)
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