【新型コロナ】70代男性が死亡 川崎市

川崎市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、川崎市は12日、感染が判明していた高津区の70代男性が死亡した、と発表した。市内の死亡は17人目。院内感染が発生した川崎協同病院(川崎区)で一時期、陽性患者と同じ部屋に入院していた。院内感染で亡くなったのは5人目。

 男性は肺に既往症があり、4月6日に同病院に入院。26日に呼吸不全が悪化し、2度の検査で陰性だったものの熱が上がるなど容体が悪くなったため、市立井田病院(中原区)に転院して治療を続けていた。5月5日に陽性と判明し、11日に亡くなった。

 一方、12日は新たな感染者は確認されなかった。市内の感染者なしは今月に入り5日、7日、9日、11日に続き5日目。

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