90〜00年代のヒット曲を新たな解釈でカバーしたアルバム『avex revival trax』が本日発売!

エイベックスの次世代アーティストたちが、DA PUMP、Every Little Thing、globe、hitomi、TRF、m-flo、相川七瀬の90〜00年代のヒット曲をリバイバル(新たな解釈でカバー)したアルバム『avex revival trax』が本日5月13日に発売された。

このアルバムは、ここ数年、日本でもファッションを起点に「90年代リバイバル」がキーワードとなっており、世界的にもナインティーズ・カルチャーの再興に注目が集まっているという背景のなか、Beverly / CAELAN(INTERSECTION)/ FAKY / FEMM / lol -エルオーエル- / SCHNELL(SOLIDEMO)/ Yup'in / 安斉かれん、といったエイベックスの次世代を担うアーティストが、先輩へのリスペクトを込めて90〜00年代のヒット曲をリバイバル(新たな解釈でカバー)したもの。

Twitterトレンドランキング「3週連続で2位(世界でも2位記録)」を記録するなど、話題沸騰中のドラマ「M 愛すべき人がいて」挿入歌としてオンエアされている、アルバムリードトラック「CAN’T STOP THIS!!」は、1993年に発表されるや否やクラブ(ディスコ)シーンで大ヒットを記録し、その後の日本のダンスカルチャーの礎として90年代を代表する1曲となったMAXIMIZORの「CAN’T UNDO THIS!!」をリバイバルしたもの。「ダンダンダン・ダダダ・ダンダンダン・フゥー!」というシンボリックなイントロを耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。

リバイバルという言葉には元々「再生」「回復」「復活」などの意味がある。オリジナルに最大限のリスペクトを込めつつも、あえて、今回「CAN’T STOP THIS!!」というタイトルにしたのは、現在の世界を覆う新型コロナウィルスによる社会不安に対するカウンターを意識してのこと。サビ部分には「Don’t Stop The Music(音楽を止めるな)」という強いメッセージを掲げている。

また、このアルバムが単なるカバーアルバムと違う点は、音源だけでなくビジュアルまで徹底的に拘って再現したところだ。CDジャケットは、収録された楽曲のオリジナルのCDジャケットが無造作に並べられたデザインだが、実は、8cmシングルという今はあまり一般的でないパッケージフォーマットも含めて、一見して気がつかないレベルまで全てつくりなおしたものを、再度撮影して構成されているのだ。

またピックアップ楽曲についてはMVの再現も行っており、印象的なシーンを抽出してオリジナルを限りなく再現したスポット映像も制作されている。当時のスタンダードであった画面の横縦比が4:3(現在は16:9)という画角はもちろん、映像の質感や撮影ロケーションに至るまで拘り抜いたものだ。これらのリバイバルとオリジナルが並列に並べられた比較映像は必見である。

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