『DIXCELモータースポーツスカラシップ』の有効期限が1年延長。各競技の延期や中止を受け

 ブレーキパーツの製造・販売などを行っているDIXCEL(ディクセル)は、昨今のコロナ禍の影響を受けたユーザーを保護するため、同社で展開している『DIXCELモータースポーツスカラシップ』の有効期限を1年延長すると発表した。

 ディクセルが毎年募集をしているモータースポーツスカラシップは、ディクセルのブレーキパッドを購入して申し込みを行い、対象レースやイベントに出場して結果を報告すると、戦績などに応じてポイントが付与されるもの。そのポイントを貯めることで、レースに役立つ賞品との交換も可能だ。

 ポイント付与の対象となるイベントは、JAF(日本自動車連盟)やJMRC(JAF登録クラブ地域協議会)の公認レース、ラリー、タイムトライアル、ジムカーナ、ダートトライアルなど。その他にヴィッツや86/BRZ、FIT、N-ONEなどの各ワンメイクレースも対象とされている。

 そして、年間3戦以上開催されるものであれば、JAFライセンス不要のシリーズイベントも対象になっていることなど、幅広いシリーズを網羅していることが特徴となっており、毎年150名以上がスカラシップに参加している。

 そんなディクセルモータースポーツスカラシップが、現在世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連したコロナ禍によって、各地の競技会が延期・中止されている状況を受け、スカラシップ登録の有効期限を1年延長することになった。

 この対応は、一部の競技会などではシリーズそのものが中止になってしまったり、シーズンの3分の1から半分が開催できなくなっていることから、ユーザーを保護する目的で実施されるとのことだ。

 また、今回の有効期限の1年延長措置は、すでにスカラシップに登録しているユーザーだけでではなく、これから登録するユーザーたちにも、同様に期限が1年延長されるという。

 ディクセルモータースポーツスカラシップの詳細や、有効期限の延長についてはディクセルの公式ホームページ(http://www.dixcel.co.jp/subcontent/scholarship/)まで。

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