解雇や雇い止め… 16日に新型コロナ労働相談 長崎県労連

 長崎県労連は「コロナ問題緊急労働相談ホットライン」を16日に行う。新型コロナウイルスの感染拡大を理由にした解雇や雇い止めなどの悩みに相談員らが応じる。
 新型コロナの全国的な感染拡大で、休業する事業所などが相次いでいる。県労連が日常的に取り組んでいる労働相談は3、4月で計20件あり、前年同期より12件増加。労働者が置かれている現状が逼迫(ひっぱく)している様子がうかがえるという。
 開設するホットラインは、全労連が全国一斉に実施。時間は午前10時~午後5時で、「営業不振を理由に雇い止めにされた」や「休んだ分の休業補償がないと言われた」「在宅ワークをさせてもらえない」といった新型コロナに関連する相談に応じる。相談無料で秘密は厳守する。フリーダイヤル(0120.378.060)。

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