「法医学教室の事件ファイル」で名取裕子&宅麻伸が30年越しの“真珠婚式”ウエディング

事件に巻き込まれ亡くなった被害者の最期の声に耳を傾ける法医学者と、その夫の刑事が真相に迫る、テレビ朝日系の人気ミステリーシリーズ「法医学教室の事件ファイル」の第47弾が、5月24日(午後9:00)に放送される。

前作では法医学者・二宮早紀(名取裕子)と横浜東署の刑事・二宮一馬(宅麻伸)に孫が誕生。そして、最新作で2人はなんと結婚30周年を迎えることとなった。

盛大に真珠婚式を開き、夫婦の歴史を振り返る“スライドショー”を上映したいという夢を持つ早紀に対し、「スライドショーだけは勘弁してくれ」と嫌がる一馬。2人は1992年放送のドラマ第1作の時点で、すでに夫婦としてスタートしていたため、これまでのシリーズで結婚式のシーンはなかった。本シリーズ初となるウエディングドレス&タキシード姿の“真珠婚式ショット”への期待が高まる。

今回の事件は、日本の不動産王とよばれる超大物の娘で、スポーツジムチェーンの社長でもある女性が刺殺されたことから始まる。被害者の着衣のポケットからは折り畳まれた、30年前の神奈川県警の機関紙の記事が発見され、そこには早紀の“天敵”ともいえるキャリア管理官・宗方楓(阿川佐和子)の若かりし頃の姿も写っていた。一体なぜ30年も前の県警の記事を所持していたのか?

さらに、被害者は死の直前に、父である太賀龍蔵(中尾彬)と後妻・レナ(ダレノガレ明美)との結婚披露パーティーに出席していたことが判明。パーティーに遅れて現れた被害者は、SNS映えするという理由でタピオカドリンクで乾杯するよう提案し、それを飲み干したという。だが、早紀が検視を行ったところ、死亡推定時刻から考えれば胃の中に残っているはずのタピオカが消え、代わりにナタデココが検出された。いくつもの謎を追って、早紀と一馬は事件の真相に迫っていく。

前作での熱演が好評だった、宗方と鑑識課班長・河村映子(室井滋)も引き続き登場。早紀は、責任者を差し置いて現場を仕切る映子のことを「キーキーうるさいボスザル」と例え、宗方のことを「おいしいところだけかじって、うまくいかないと毒針を逆立てて威嚇してくる毒ハリネズミ」と表現するなど、バチバチの間柄。対して早紀のことを“暴走イノシシ”と評する彼女たちとの捜査バトルの行方にも注目だ。

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