【新型コロナ】「少しでも力に」 元湘南・遠藤航選手が平塚市にマスク寄贈 出身の戸塚にも

平塚市にマスク3万枚を寄付した遠藤選手((C)PUMAJAPAN)

 サッカー日本代表でドイツ2部リーグのシュツットガルトでプレーする遠藤航選手が13日までに、新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててもらおうと、マスク3万枚を神奈川県平塚市に寄贈した。遠藤選手は市を通じ「少しでも力になればうれしい。みんなで一緒に乗り越えましょう」とコメントしている。

 遠藤選手は2010年に湘南でJリーグデビュー。16年に浦和レッズに移籍した後、ベルギー1部、ドイツ2部に渡った。遠藤選手は「自分も4児の父として、この大変な時期に子どもたちに関わる仕事をされている方々を応援していきます」と話している。

 マスクは市内の保育園や幼稚園、認定こども園など計130施設の職員用として活用される。マスクを受け取った真土すばる保育園の吉村美穂園長は「保育士は子どもとの距離が近くマスクは欠かせないので大変助かる」と感謝した。遠藤選手は出身の横浜市戸塚区にもマスク1万枚を寄付している。

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