新型コロナ「いずれ第2波」 冷房使う時も換気の工夫で感染リスク低減 感染症医の高山義浩医師

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高山義浩医師

 新型コロナウイルスの新規感染者ゼロが14日間続けば、潜伏期間の最大とされる期間が過ぎたことになり、県内での流行は収まったと判断できる。今後は感染対策を講じながら、県民活動も徐々に再開することになるだろう。

 ただし、いずれ第2波が訪れることが想定されるため、警戒を緩めることはできない。これから沖縄は暑くなり、冷房を効かせた環境で暮らす人も増える。このことが例年、夏場にインフルエンザを流行させる要因だが、同じ飛沫(ひまつ)感染する新型コロナも同様に流行リスクがあると考えられる。

 冷房使用を必要以上に恐れることはない。高齢者や小さな子どもがいる家庭では、冷房なしでやっていけないし、むしろ、使わない方が危険な場合もある。ただし、冷房を使用しつつも換気を心掛けることが重要だ。

 例えば、祖父母の家に親族が集まるような場合、その時だけは冷房を切って、風通しを良くしてから過ごすのも一つ。換気の工夫で感染リスクを減らせる。

 不特定多数が集まる場所は、冷房を使う場合であっても、風通しを良くする、扇風機を併用するなど、できる限りリスク低減の工夫をしてほしい。(感染症医、談)