「命の選別しないで」 肢体不自由児者父母の会が提言

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 長崎県肢体不自由児者父母の会連合会(小濱規男会長)は13日までに、新型コロナウイルス感染症対策について命の選別を行わないよう求める緊急提言書を、県と自民党県連に送付した。
 緊急提言は、同会の全国組織が国に提出した「障害児者への適切な配慮に関する要望」に沿ったもの。重症者の治療に対し医療崩壊の危険があるとして、「医療従事者の間で『誰に人工呼吸器を配分するべきか』というルール作りの議論が始まったことに危機感を抱いている。優生思想につながる、障害を理由とした命の選別があってはならない」と指摘した。
 その上で▽人工呼吸器の増産と確保▽医療的ケア児や難病患者への感染予防対策で必要な物資の確保と確実な配給▽短期入所施設の利用停止などに伴う在宅生活の介護支援体制の確保▽特別支援教育に特化した在宅学習環境の整備-など12項目を要望した。