14日は午後は全国的に晴れて、気温が高くなりそうだ。カラッとした暑さだが、内陸を中心に極端に空気が乾くため、火の取り扱いに注意が必要となる。北・東日本は15日（金）も晴天が続くが、天気は西から下り坂に向かい、夕方以降は九州を中心に大雨のおそれがある。また、台風1号が週明けにかけて、沖縄に接近するおそれがある。今後の台風の動向にも注意が必要だ。
15日 九州で非常に激しい雨
西から前線が近づく九州は、午後から雨の降り出す所が多い見込み。湿った空気の影響で雨雲が発達するため、九州は夕方から雨が強まる予想で、夜以降は局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがある。
16日（土）雨の範囲広がる
西日本だけでなく、東日本にも雨の範囲が広がり、東北南部でも午後は天気が崩れそうだ。午前中は西日本を中心に、午後は東日本の太平洋側で雨の強まる所があるため注意が必要だ。17日（日）は東日本の太平洋側で日差しが戻るが、九州など早い所では明け方から再び雨となる見込み。
台風1号が影響
フィリピンの東にある強い台風1号が、このあと週末にかけて北上を続け、18日（月）に沖縄の先島諸島に近づくおそれがある。台風はフィリピン付近を北上後、勢力は次第に衰える見込みだが、沖縄は週明けにかけて波が高くなり、局地的に雨が強まる可能性もあるため注意が必要だ。 （気象予報士・高橋和也）
