竹原ピストルが歌う「サンサーラ」初フル配信。名場面でつなぐMVも公開

竹原ピストルが歌う、フジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(日曜午後2:00、関東ローカル)のテーマ曲「サンサーラ」が、急遽配信リリースされた(ストリーミングサービスおよび、iTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサ ービスで配信)。

「サンサーラ」は、普段見ることが出来ない人間の一面や人間関係、生き方などに密着してきた同番組のテーマ曲として2003年に誕生。サンスクリット語で「輪廻転生」を意味し、当時のチーフ・プロデューサーである味谷和哉氏がアシスタントディレクター時代の1992年にインドをロケ中、朝もやのガンジス川を眺めながら、サビの歌詞とタイトルを思いついた。これまで、中孝介、城南海ら7組のアーティストに歌い継がれており、今では楽曲を聴いたらすぐに同番組の映像が浮かぶほど、視聴者に親しまれている。

20年1月からは「NHK紅白歌合戦」にも出場経験のある竹原がバトンをつなぎ、熱い思いを込めて歌ってきた。そんな竹原が歌う同曲がフルサイズで公開されるのは、今回の配信が初。楽曲のPR映像も「父を殺した母へ」「就職先はさる軍団」「余命3年の社長と刑務所を出た男」など、番組内で放送された数々の名シーンで構成されており、これも初めての試みとなる(「ザ・ノンフィクション」映像使用の「サンサーラ」YouTube動画/https://youtu.be/f-ey1SnGn24)。

楽曲について、歌唱を担当することになった際、竹原は「壮大さにおいて、自分では絶対に書けない歌詞ですし、多彩さにおいて、自分では絶対に書けないメロディー」と言い、「自分なりの体重を乗せた『サンサーラ』を歌うことができたと思っています。『サンサーラ 』を歌わせていただいたこと、そしてそれを『ザ・ノンフィクション』で使っていただけること、とても光栄です」と語っていた。

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