フェラーリ、ベッテルの後任としてサインツを抜擢。2年契約を締結

 フェラーリは、現在マクラーレンに所属するカルロス・サインツJr.と2021年および2022年の契約を結んだことを発表した。サインツはセバスチャン・ベッテルの後任として、シャルル・ルクレールのチームメイトを務める。

 5月12日、フェラーリとベッテルは、2020年末までの現契約を延長しないことを発表した。その直後から、フェラーリがサインツを獲得することが内定しているとの報道がなされていた。

 14日、マクラーレンがサインツ離脱とダニエル・リカルド加入を発表、その直後にフェラーリも声明を出し、サインツとの2年契約を正式に発表した。

 スペイン出身のサインツは、2015年にトロロッソからF1デビューを果たし、2017年終盤にルノーに移籍、2019年にマクラーレンに加入した。この年のブラジルGPでは3位表彰台を獲得、ドライバーズ選手権で6位という素晴らしい結果をつかみ、高い評価を受けた。

 ルクレールは現在22歳、サインツは現在25歳であり、2021年のフェラーリは若手ラインアップで戦うことになる。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)とカルロス・サインツJr.(マクラーレン)

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