WTO事務局長が辞意表明

紛争処理機能停止のまま

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WTOのアゼベド事務局長=1月、スイス東部ダボス

 【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長は14日、8月末で辞任すると表明した。任期は来年8月末までで、1年残しての退任となる。14日実施した、各国代表団とのテレビ電話会議で述べたと、WTOが発表した。

 WTOは、紛争処理の常設上訴機関である上級委員会が昨年12月、米国の反対で任期切れ委員の補充ができなくなり、機能が停止。紛争処理機能が1995年の設立以来初めてまひするなど混乱が続く中、トップの辞意表明となった。

 アゼベド氏はブラジル出身。2013年9月に就任し、現在2期目。