【新型コロナ】雇用調整助成金、オンラインで相談を 横浜銀が受け付け開始

横浜銀行本店

 横浜銀行(横浜市西区)は12日から、店舗の休業など新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている中小企業や個人事業主などの取引先を対象に、従業員の休業手当の一部を助成する雇用調整助成金に関するオンライン相談会の申し込み受け付けを始めた。

 同行と提携するコンサルティング会社の担当者が同助成金の申請について個別相談に応じる。「自社が申請対象企業か分からない」「書類の数が多すぎて分かりにくい」といった声が同行にも寄せられており、取引先に相談の場を提供して申請を促し、資金繰りの支援につなげる。

 相談会は15日から6月30日(受け付けは6月26日)まで。申し込み後に日程を調整し、パソコンやスマートフォンなどを使ってテレビ会議システムで相談を行う。参加費は無料だが、同社に申請書作成を依頼する場合は所定の手数料が必要。

 担当者は「融資だけではなく、多面的に資金繰りを支援していきたい」と話している。問い合わせは、同行各支店へ。

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