あの名審判が明かす「最悪に制御不可だった5選手」が面白い

かつてプレミアリーグで長く主審として笛を吹いていたマーク・クラッテンバーグ氏。EUROやワールドカップ、チャンピオンズリーグ、FAカップの決勝戦など多くのビッグマッチをさばいた経験を持つ。

2016年にはドバイ・スポーツ評議会で世界最優秀レフェリーに選ばれるという栄冠にも輝いている。

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また、若い頃から頭髪が乏しくなっていたため積極的に増毛をしていたことでも有名だった。

彼は今回『Daily Mail』のコラムで以下のように書き、これまで最もジャッジするのが難しかった5名の選手について語ったそう。

クレイグ・ベラミーについて 「彼は審判にとって悪夢だ。我々のほとんどが同じことを感じていた。彼はブンブン手を振り回し、常に挑戦してくる。言語はひどく、ただの失礼でしかない。

このような問題がある選手がいる場合、それに引きつけられて注意力が散漫になるので難しい」

ロイ・キーンについて 「彼は信用できなかった。爆発するのか、厄介なタックルをするのか、決してわからない。彼は常にレフェリーを虐めようとしており、それはファーガソン監督から学んだものだ。

常に冷酷無比で、ハードな男になりたがっていた。レフェリーには問題になる。エゴが入ると、パトリック・ヴィエラと会ったときのような戦いになるからだ」

イェンス・レーマンについて 「彼は常に苛立っていた。何に対しても、誰に対しても。ボールが丸いことにも、ボールが白いことにも不平を言うような男だ。

素晴らしいGKだったが、正直これは弱点だったと思う。誰もが彼を挑発していた。彼は卑劣なことをこっそりしていたが、今ならば退場してPKを与えられているだろう。

私は彼をジャッジすることを全く楽しんでいなかった。不安定な男で、ふざけた態度に対処することは難しかった」

ペペについて 「2016年のCL決勝で、彼がピッチに転がりながら演技をしているとき、私は『こんな大男がどれだけ軟弱なんだ』と考えていた。彼はそれを試合中に2回行い、アトレティコの選手を退場させようとした。

私は彼のことを事前に調べていた。彼の考え方がどのようなものかを正しく知っていて、扱うためには知識が必要だった。信頼できなかったもうひとりの選手だね」

ジョン・オビ・ミケルについて 「2012年のチェルシー対マンチェスター・ユナイテッド戦で、彼は私が人種差別的発言をしたと批判したためだ。

私はこれで人生を台無しにしたかもしれないが、彼は謝罪をしたことがない。他のチェルシーの選手からは謝罪されたが、ミケルからは何もなかった。

2014年にはナイジェリアとアメリカの親善試合があり、彼には私に謝罪するチャンスがあったはずだが、何もなかった。悲しいことだ」

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ミケルについてはかなり私怨が入っているようだが…。

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