新型コロナウイルス感染症の影響でライブやイベントなどがのきなみ延期・中止となるなか、4月から浜崎あゆみ、あいみょん、遊助、HY、緑黄色社会など、アーティストのTikTok公式アカウントの開設が続き、大きな話題となっている。
これまでアーティストのTikTokアカウントといえば、楽曲の振付動画や、TikTokのエフェクト機能を使った動画が多く投稿されていたが、最近では映像コンテンツのアーカイブ機能として活用するケースも多く見られるようになった。
5月9日にTikTok公式アカウントを開設したあいみょんが投稿した動画は計7本で、そのうち3本が、あいみょん公式YouTubeチャンネルでアップされている新曲「『裸の心』ショートムービー」を切り取った動画で、累計で366万回以上再生された。アーティストの一発撮りのパフォーマンスを投稿しているYouTubeチャンネルの「THE FIRST TAKE」のTikTokアカウントでは、5月8日にDISH//(ディッシュ)北村匠海が歌う『猫 ～THE FIRST TAKE Ver.～』を投稿し、投稿開始から話題となっている。
TikTokでアーティストのMVが再生回数を伸ばす理由の1つとして、ちょっとした隙間時間に見ることができることが挙げられる。傾向として、TikTokの動画の長さは最長60秒のため、隙間時間でアーティストの楽曲をチェックし気に入ればYouTubeでフル視聴するという使い方をしている人も多いようだ。
またTikTokの機能としてアップされた楽曲が動画編集に使用できるというのも人気が広がる理由だろう。実際にあいみょんの「裸の心」、DISH//(ディッシュ)北村匠海の「猫 ～THE FIRST TAKE Ver.～」を使用した動画が続々と投稿されている。
アーティストのミュージックビデオといえばYouTubeが主流だったが、今後TikTokでの配信もスタンダードになってくるだろう。
▼浜崎あゆみ TikTokアカウント
▼あいみょん TikTokアカウント
▼THE FIRST TAKE TikTokアカウント
▼緑黄色社会 TikTokアカウント
▼HY TikTokアカウント
▼遊助 TikTokアカウント
