新型コロナウイルスの感染防止対策として政府が1世帯に2枚ずつ配る布製マスク、いわゆる「アベノマスク」の配達が関西でも始まった。5月中に全国に配り終える見込み。
■小さいサイズに「給食用か?」「これからの季節、暑さで苦しい」
「これはないでしょう!ガッカリです。小学校時代の給食当番じゃないんだから!『サージカルマスク』と違って鼻に引っかからない…固定しないから顔から外れちゃいますよ。布製は洗濯できるって聞きますが、縮まないですかね?心配です」(20代・男子大学生)
「安倍(首相)さんは国会中継で見ても顔にフィットしてますけど、何か装着の仕方にコツがあるんでしょうか?うまくいかないんですよ。しかもマスクって普通のお店にも出回ってますよね。確かマスクの配布は、供給量が足らないから政府が決めたんでしょ?遅すぎます」(30代・会社員女性)
「8歳(小学2年)の孫の顔にはちょうどいいサイズです。私には小さいです。届いた2枚は孫の給食用に回します。でも昔のマスクってこれぐらいの大きさじゃなかったでしたっけ?いまのマスクは大きいし、立体的ですよね。私は端切れを使って自分のマスクを作ってます」(50代・主婦)
「暑くなってきたからマスク苦しい~!いつになったらマスクしなくて良くなるの?」(8歳・男児)
マスクのサイズは縦9.5センチ、横13.5センチ。厚生労働者は「市販の大人用のものであり、口と鼻を覆うために十分な大きさ」としている。
政府は布マスクの確保や配布のための経費として約466億円を投じたが、妊婦用に配布された約47万枚の布マスクのうち1割にあたる4万7,000枚にカビや異物の混入などがあったことが発覚。政府は全ての布マスクについて、業者に依頼して検品しその経費は8億円にのぼる見通し。