台風1号がフィリピン付近にあって、18日(月)には沖縄の南海上へ進む見込みです。
台風慣れしている沖縄でも、5月に台風は多くありません。沖縄地方への5月の台風接近は、5年ぶりとなります。
過去には、5月に接近した台風により、塩害による大きな被害が出ました。
農林水産被害額は夏の台風を上回り、過去最悪の70億円を超えました。
5月台風は風台風となった場合、収穫前の農作物への塩害が心配されます。
今回は、沖縄付近で熱帯低気圧に変わる見込みで、夏台風よりも勢力は衰えるものの、早めの対策が必要です。
本州付近は、台風からの湿った風により梅雨前線が刺激され、沖縄よりも先に大雨となるおそれがあります。
あす16日(土)は、西日本では広く雨となり、九州では激しい雨や雷雨に注意が必要です。
画像について:16日午前9時の予想天気図。