倒産リゾートホテルが無断で排水 下水道代と過料計約5億円を請求 大津市

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「ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ」(大津市)

 大津市は15日、プールなどに使っていた地下水を無断で公共下水道に流していたとして、倒産した「ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ」(大津市萱野浦)の運営会社「ロイヤルオークリゾート」(同)に対し、下水道使用料と過料合わせて5億2600万円を請求したと発表した。

 市によると、昨年12月下旬に同社から申告があり、市は、開業した1990年4月から、客室のトイレやプール用に使っていた地下水を公共下水道に無断で流していたことを確認。同社から提出された過去5年分の利用者数などの資料から、下水道使用料は推定で6億2400万円と算定したが、同社が4月28日に事業停止したため、時効分を除いた5年分の使用料1億3100万円を請求し、さらに過料3億9500万円を科すことを同30日に通知した。

 同社は2015年1月に市が行った聞き取りに対し、「地下水は使っていない」と答えていたという。

 同社は5月1日に大津地裁から破産手続き開始決定を受けており、市は「使用料や過料の支払いについて破産管財人と協議する」としている。