繁華街は久々のにぎわい 緊急事態宣言解除、初の週末

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緊急事態宣言が解除され、初の週末を迎えた下通アーケード。通行客らが増え、少しずつにぎわいを取り戻している=16日午後2時ごろ、熊本市中央区(高見伸)

 熊本県内は16日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除されて初めての週末を迎えた。熊本市中央区の中心繁華街では、マスク姿の家族連れや買い物客らが行き交い、久々ににぎわいを見せていた。

 下通アーケード街で日用品を扱う三国屋本店の長田健造店長(42)は「緊急事態宣言は解除されたが、新型コロナの問題が解決した訳ではない。みんなが安心して買い物できるようになるには、しばらくかかるのだろう」と気を引き締める。人通りは1週間前に比べ、2~3割増えたが、通常の通行量には程遠いという。

 テークアウトや弁当を販売する飲食店が目立つ。沖縄居酒屋「島うた大ちゃん」は先週から夜の営業を再開したが、客足は伸び悩んでいるという。女性店員(40)は「お客さんに来てもらいたいけれど、気軽に呼び掛けにくい」と複雑な心境を漏らした。

 団体職員の田尻智美さん(48)=同市西区=は「しばらくの間は感染予防に気を付けて生活します。今日も用事を済ませたら、すぐに帰りたい」と話した。(澤本麻里子)