【球界名場面】「まさにマンガの主人公」 高卒2年目の大谷翔平が球団タイ16奪三振!

日本ハム時代の大谷翔平【写真:田口有史】

2014年7月9日対楽天戦で球団タイ記録となる16奪三振の快投を見せた大谷

新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返ってみるのはいかがでしょうか? 「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeはファンの心を満たすような映像を公開している。

高卒2年目で球団最多タイとなる奪三振ショーを見せつけたのは日本ハム・大谷翔平だった。2014年7月9日、コボスタ宮城(現楽天生命パーク)で行われた楽天対日本ハム戦。初回に先制を許した大谷だったが、その後は手が付けられない完璧な投球を披露した。

5回1死二塁の場面で松井稼を159キロの直球で空振り三振、藤田を見逃し三振でピンチを切り抜けると7回先頭の岡島まで6者連続三振と圧巻の投球を見せる。回を追うごとにエンジンを上げる大谷。9回、最後の打者となったボウカーにはこの日、最速タイの159キロ直球で空振り三振に仕留め16奪三振をマークした。

16奪三振は1958年の土橋、1980年の木田に並ぶ球団タイ記録だった。高卒2年目の大谷が仙台で見せつけた圧巻の投球にファンも「最後に最速出すの異次元すぎ」「えぐすぎやろ」「9回で最速出すなw」「やっぱ日ハムのエースは11番」「まさにマンガの主人公」と大絶賛だった。(Full-Count編集部)

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