長崎県内各地で強い雨 口之津で1時間40ミリ 5月観測最大 

 長崎県内は15日夜から16日未明にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となったため各地で非常に強い雨が降った。家屋の被害やけが人はいなかった。
 長崎地方気象台によると観測20地点のうち、口之津(南島原市)で1時間最大降水量40ミリ、16日午後5時までの24時間降水量176.0ミリを観測。それぞれ5月の同地点の観測史上最大を記録した。南島原市には一時、大雨警報が出された。24時間降水量(同日午後5時まで)はほかに平戸135.5ミリ、雲仙岳119.0ミリなどを記録した。
 空の便では、長崎空港発着便のうち、オリエンタルエアブリッジ(ORC)が長崎-壱岐、長崎-対馬など計4便を欠航した。

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