九州から東北南部で6月~7月並みの暑さ 熱中症に注意

17日(日)の予想最高気温

 17日(日)は、九州から東北南部にかけては気温が高く、7月並みの暑さの所もある見込み。熱中症には注意が必要だ。

内陸を中心に真夏日の所も

17日(日)全国の天気予報

 17日は、九州から東北南部にかけては晴れ間の出る所が多く、土曜日よりも大幅に気温が高くなる見込み。
 最高気温は25℃を超える所が多く、前橋・甲府・日田(大分)などでは30℃以上の真夏日になりそうだ。東京も29℃の予想で、今年一番の暑さになる可能性がある。湿度もそこまで低くないため、家の中でも熱中症の危険性が高まるおそれがあり、喉が渇く前に水分をとったり、無理せず冷房を使用するなどの熱中症対策を心がけたい。

南西諸島は激しい雷雨に注意

17日(日)夕方の発雷確率[上]と18日(月)正午までの時系列天気予報[下]

 台風1号から変わった熱帯低気圧周辺の湿った空気の影響で、沖縄・奄美では雨が降りやすく、雷を伴って激しく降る時間もありそうだ。落雷や突風、急な激しい雨、また高波にも注意が必要。
 一方、九州から関東にかけては晴れ間の出る所が多いが、午後は関東北部を中心ににわか雨の可能性がある。北陸から北の地域では日本海側を中心に雲が多く、雨の降る所もある見込み。
 また、18日(月)は西日本を中心に広く雨となり、雨脚が強まるおそれがあり、今後の情報に注意が必要だ。

(気象予報士・佐々木聡美)

© 株式会社ウェザーマップ