退院した女性がコロナ再陽性 沖縄で初 再感染か確認急ぐ

©株式会社沖縄タイムス社

(資料写真)沖縄県庁

 沖縄県は17日、新型コロナウイルスに感染した後、5月1日に退院していた那覇市内の60代の女性会社員から、再び新型コロナの陽性反応が出たと発表した。県内でいったん陰性となった患者から陽性反応が出るのは初めて。16日に判明した。県は体内にウイルスが残っていたことによる陽性か、新たに感染したのかを見極める必要があるとし、新規感染者に該当するかの判断を保留している。

 県によると、会社員女性は現在、感染症指定医療機関に入院中。4月10日に協力医療機関に入院し、12日に感染が確定した。PCR検査で2回陰性を確認する退院基準を満たしていた。

 退院後は自宅療養し3回ほど外出したがマスクを着けていたという。5月9日にのどの違和感と微熱が出たが、症状はその日で軽くなり、それ以降症状は出ていなかった。13日に当初から予定していた協力医療機関での受診の際、PCR検査を受け陽性が発覚した。

 県はウイルスが女性の体内に残っていたために陽性が出る「再燃」に当たる場合、新規感染者には数えない考え。退院から期間が空き、別の感染者と接触するなどして再感染した場合は、新たな患者として加える可能性もある。県の糸数公保健衛生統括監は「主治医への確認など情報収集し、発表する」と話した。

 16日は新型コロナウイルスの検査を31人に行い、新たな感染者は確認されなかった。5月1日から17日連続で県内では感染が確認されていない。