【MLB】イチロー&佐々木の活躍で116勝 WS制覇を逃した“最強チーム”に01年マリナーズ

共にマリナーズで活躍した佐々木主浩氏(左)とイチロー氏【写真:Getty Images】

「ワールドシリーズを制覇できなかった」との条件付きで最高のチームを選出

最高のチームが必ずしも勝てるわけではないこともまた野球の醍醐味。米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」が「MLBの各球団で、ワールドシリーズ制覇をしなかった最高のチーム」とのタイトルで、各球団で惜しくも世界一を逃したベストチームを特集。マリナーズではイチロー氏、佐々木主浩氏の在籍した2001年、ドジャースでは前田健太投手が在籍時の2019年が選ばれた。

記事では勝敗の記録、得失点差、ロースターの総合成績などをもとに、ワールドシリーズ制覇することができなった各球団のベストチームを選出している。

2001年のマリナーズはMLBタイ記録の116勝(46敗)で得失点差は+300。ア・リーグ、MLB全体でも1位の1試合平均5.7得点、防御率3.54を記録するなど、文句なしの成績となっている。

スターティング・ラインナップにはイチロー氏のほかマーク・マクレモア、エドガー・マルティネスなどが並び、フレディ・ガルシア、ジェイミー・モイヤーらの先発陣に加え、クローザーにはリーグ2位の45セーブをマークした佐々木氏の名前も。打率.350、242安打、56盗塁を記録し新人王とMVPに輝いたイチロー氏は、この年のマリナーズ最高の打者にも挙げられている。

同年のマリナーズは投打で他を圧倒し地区優勝を果たしたが、リーグ優勝決定シリーズでシーズン95勝のヤンキースに敗れワールドシリーズ進出を逃している。

その他にもジョー・ディマジオが在籍した1942年のヤンキース、前田健太投手が在籍した2019年のドジャースなどが選ばれている。(Full-Count編集部)

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