コロナ対策「観光客エリアを」有識者らネットで提言 セイブ・オキナワ・プロジェクト

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 新型コロナウイルスから沖縄を守るため、市民有志が立ち上げた「Save Okinawa Project(セイブ・オキナワ・プロジェクト)」は17日、沖縄の未来について討議するシンポジウムをオンライン上で開催した。今後の医療体制のあり方や、感染拡大を防ぎながら沖縄の観光産業や経済、コミュニティーをどう維持していくかなど、有識者や各分野で活躍する人から提言があった。

 シンポジウムの前半は県立中部病院感染症内科の高山義浩医師ら有識者4人が参加した。これまでの新型コロナ対策や現状、今後の取り組みについて説明や提言などがあった。

 高山医師は感染拡大防止と観光産業の両立を念頭にホテル、飲食店、タクシーなどで今後必要となる感染防止策などを述べた。ホテルで使い捨ての検温計を常備することや、高齢のタクシードライバーは空港を避ける取り組みなどを提言した。飲食店で観光客と地元の人を一緒にしない考え方も示した。

 後半は有識者4人に加えて、新型コロナ対策に取り組む医師や弁護士など9人がそれぞれの思いや提案を語った。玉城デニー知事も参加して「今後もうがい・手洗い・マスクの着用、3密を避けることが当然となる」と新しい生活様式への協力を呼び掛けた。医療従事者やそれを支える県民などに感謝を述べた。

 シンポジウムの様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」などで配信された。終了後の午後5時ごろには再生数は300に上った。