ひとりでも「おうち時間」が楽しくなる過ごし方のヒント5つ《vol.3》

家のなかでもできることが意外にたくさんあると気付き、「おうち時間」にもすっかり慣れてきた頃ではないでしょうか。今では新習慣ができたり新しい趣味をはじめた人もいるかもしれませんね。
今回もおうち時間をもっとポジティブに過ごすヒントを5つ、ご紹介します。

【1】自然に触れられる空間作り

おこもりの日々のなか、徹底して掃除する人が増えたようです。
細かい場所や手の届きにくい場所まで、丁寧に掃除すると気分までスッキリしますよね。

家の中が気持ちのいい空間になったらぜひ、お花や観葉植物などを飾ってみててください。それも一輪や花束を花瓶で飾るだけではなく、できれば自然光の入る窓際のスペースを見つけて、家の中に自然スポットを作るのがオススメ。

もちろんお庭やバルコニーがあればいいですが、室内でも育てられる観葉植物や日持ちする花々も手に入ります。植物の色や形などを見ながらバランスよく配置して、あなただけの特別なスポットを完成させましょう。
テーブルやソファを近くに移動させて、自然に囲まれてのコーヒータイムや読書なんて、非日常感たっぷりの優雅な時間に。

また眺めるだけでなく世話もすることになるので、毎日の水やりや植物たちの様子を気に掛けることで、ひとり暮らしでも寂しさが和らぐという効果もありそうです。

【2】新茶でお茶時間

おうち時間が長くなると、季節の移り変わりに鈍感になりがちに。
その年、最初に出た新芽で作られたお茶が「新茶」。5月初旬頃から梅雨の前あたりが新茶が出回る季節です。フレッシュで瑞々しいお茶を楽しめるのは、一年でほんの短い期間だけ。

この時期には、様々な老舗のお茶屋さんがオンラインでも新茶を販売しています。
さらに老舗の和菓子店からのお取り寄せもできるので、ぜひ新茶のお供にいかがですか。

丁寧に淹れるお茶と銘菓で一服するという贅沢さ。生まれたての爽やかな茶葉の薫りと和菓子の優しい甘さに癒されてください。

【3】内観して自分と向き合う

外にでかける代わりに、「内なる旅」にでかけてみるのも一案です。

つまりヨガや呼吸法、瞑想などで自分と向き合う時間を持ってみるのです。
人とのコミュニケーションを控え外出もなかなかできない今、知らないうちにストレスやモヤモヤした思いをため込んでしまっているのではないでしょうか。

落ち着く音楽をかけて、そのときの気分にあったアロマやお香を焚き、頭を空っぽにしてただ呼吸に集中してみると、余計な感情や思いを手放せるかもしれませんよ。

【4】ご褒美アイテムを自分に

毎日の生活に手いっぱいで、趣味のためのショッピングができていないという人もいるかもしれません。
でもこんなときだからこそ、自分へのご褒美としてちょっと「上等な贈り物」をしてみてはどうでしょう。

ワンピース、バッグ、ハイヒール、オシャレなボトルの香水など、見てるだけで気分の上がるものは使うまで部屋のディスプレイとして飾っておくのもいいかもしれません。

目にするたび、それを身に着けて出かける予定を思い巡らせるのも楽しい時間です。

【5】一年後のプランを立てる

少し気が早いかもしれませんが、来年のプランを立ててしまいましょう!
外出自粛期間が続き、近い時期の予定はまだ状況が読めないためキャンセルになると残念なので、思い切って来年の同じ時期の予定を立てるのです。

世界の絶景写真を眺めたり、サイトでホテルを比較したり、国内で気になるリゾート施設や行ってみたかった温泉の露天風呂付客室がある宿を調べたり…。

今年は様々なことを我慢したのですから、来年はスケジュールも予算も少し無理しても「最高!」と思えるプランを練ってみてはどうでしょう。

あれこれ想像する時間やワクワクと計画する時間も、旅のプランニングの醍醐味です。

まとめ

おうち時間をより楽しくする過ごし方のヒント、いかがでしたか。
美味しいものを食べて、友人や家族とオンライン通話で息抜きし、時間を気にせずぐっすり眠り、ときどき運動する。

そんな日常の一つひとつを楽しみつつ、何か新しいことを取り入れてみる。少し手間暇をかけたり、考え方ひとつでいつもと違う時間の楽しみ方がきっとあるはずです!

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